北海道・東北偏(3社)
1、ツルハ
株式会社ツルハは、札幌市東区に本社を置くドラッグストア大手企業。非上場。1975年設立。
北海道を中心に東北地方・首都圏にかけてツルハドラッグ・クスリのツルハなど800店舗(2009年2月15日現在)を展開する。現在は、持株会社である株式会社ツルハホールディングスの100%子会社となっている。
ツルハは早くから「2010年に1000店舗、売上高2000億円」を目標に掲げ、積極的な出店を行ってきた。仕入れコスト削減による低価格販売、POSデータを用いた効果的な商品展開などによって消費者の支持を集めた。また、同一地域内に多数の店舗を構える「ドミナント方式」によりその地域に同業他社が出店しても客を奪われにくくするなど道内では他チェーンや地元薬局を圧倒する存在となった。これはホームセンターのホーマック、家具販売のニトリ、スーパーマーケットのラルズなどとともに、「北海道現象」(流通の各業態において、トップ企業がさらに売り上げを伸ばし「ひとり勝ち」する現象)の代表例とされた。1995年以降に本州へ進出し、地元チェーンの子会社化や営業譲受によって店舗数を伸ばしていった。ツルハ本体としても、2008年7月31日に長野県に進出(ツルハドラッグ駒ヶ根店)するなど拡大している。
プライベートブランドは同社の主力商品であり種類が豊富にあり、またその売り上げもドラッグストア業界の中でもながらくトップを維持していることでも知られている。
しかし、業界最大手・マツモトキヨシの札幌進出、調剤薬局道内首位・アインファーマシーズによるドラッグストア展開など、その地位に安閑とはしていられないのも事実で、さらなる店舗網の拡大や、ハピコム(旧イオン・ウエルシア・ストアーズ)加盟による一層の仕入れコスト削減や「M's one」などのプライベートブランド開発なども進めている。また最近では、薬事法改正によるOTC医薬品のコンビニエンスストアなどでの販売解禁に備え、薬剤師がいないと処方できない調剤薬局の併設店舗数を増やすことにも力を入れている。
2、アインファーマシーズ
株式会社アインファーマシーズは、札幌市東区に本社を置く、調剤薬局やドラッグストアなどのチェーン店を運営する企業。東証一部、札証上場。1969年設立。
2008年4月に、株式会社CFSコーポレーションと共同持株会社を設立し経営統合する予定であったが、CFSコーポレーションの筆頭株主であるイオン株式会社の反対により、2008年1月22日のCFSコーポレーションの臨時株主総会で議案が否決され、経営統合は白紙となった。
2008年8月5日に、株式会社セブン&アイ・ホールディングスと資本・業務提携し、出店、医薬品販売、PB商品開発で提携することになった。8月26日に実施する第三者割当増資により、セブン&アイ・ホールディングスが7.8%の株式を取得した。
【運営店舗】
・処方せん調剤 アイン薬局<調剤薬局>
・処方せん調剤 今川薬局<調剤薬局>
・アインズ&トルペ(ainz&tulpe)<ドラッグストア>
・アインズ(ainz)<ドラッグストア>
【子会社】
・株式会社アインメディカルシステムズ<調剤薬局>
・株式会社メディカルハートランド<調剤薬局>
・株式会社ダイチク<調剤薬局>
・株式会社あさひ調剤<調剤薬局>
・株式会社宮古アイン<調剤薬局>
・株式会社アインメディオ<ドラッグストア>
・株式会社アインエイド<ドラッグストア>
・株式会社ナイスアイン<ドラッグストア>
・株式会社メディウェル<薬剤師の人材派遣業>
・株式会社ホールセールスターズ<ジェネリック医薬品卸売業>
3、横浜ファーマシー
株式会社横浜ファーマシーは、青森県北津軽郡板柳町に本社を置く、ドラッグストア・ディスカウントショップを運営する企業。非上場。1988年設立。 全体的な売上高は東北一、1店舗あたりの売上高は日本一を達成しており、急成長を続けている。 【運営店舗】 ・スーパードラッグアサヒ‥ マツモトキヨシグループに加盟するドラッグストアであり、北東北を中心に店舗を展開している。 ・スーパーシティアサヒ ‥スーパードラッグアサヒを店内にいれる形で、生鮮食品などを扱っている。現在は青森県十和田市の十和田店、同県三沢市のビードルプラザ店の2店舗。ビードルプラザ店は、2007年3月31日、三沢市のビードルプラザ(旧:とうてつ三沢店)内のテナントとして開店した。 ・保険調剤タイキファーマシー‥ 処方箋調剤を中心とした薬局。現在は青森県青森市の石江店、古川店、同県平川市の尾上店の3店舗。 ・スーパードラッグアサヒ調剤薬局‥ 調剤薬局として青森県の各地に展開している。